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上場前のアリババのアント、コロナ禍に1400億円稼ぐ(Asiaウオッチ)

中国電子商取引(EC)最大手のアリババ集団が20日、2020年4~6月期決算を発表した。中国ネット通販の巨人の業績は注目の的だが、傘下の巨大なユニコーンの存在も見過ごせない。中国で新規株式公開を計画している金融会社のアント・グループだ。

アリババの決算資料によると、4~6月期のアントの持ち分法利益は30億3400万元(約460億円)だった。アリババはアントの株式を33%保有している。この利益は1四半期遅れで計上するので、計算するとアントの1~3月期の純利益はおよそ92億元(約1400億円)だったことが分かる。

同じように計算すると、2019年10~12月期のアントの純利益は約154億8000万元(約2400億円)。さらに遡ると19年7~9月期は約6億5000万元(約100億円)だった。

1~3月期は直前四半期から成長が鈍化したが、「新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、利益をたたき出した」(米投資銀行)と市場では評価されている。昨年夏に比べれば驚きの収益力だ。

世界を見渡して1~3月期のアントの利益を比べると、決済システムとしては米国のビザに及ばないが、税引き前利益で約20億ドル(約2100億円)のマスターカードといい勝負だ。

アリババとビザとマスターカードの株価

※アリババ(米預託証券、ADR)とビザ、マスターカードの株価の推移(年始を100として指数化)

アントは電子決済の「支付宝(アリペイ)」のほかに、さまざまなフィンテック事業を手がける。上場時に2000億ドルの企業価値を目指すというが、成功のカギは稼ぐ力が握っている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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