QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKとFinatextの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース ダイフク(6383) eコマース需要の成長加速や半導体需要の回復受け業績は拡大局面へ

ダイフク(6383) eコマース需要の成長加速や半導体需要の回復受け業績は拡大局面へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2020/09/24)

・業績はここ数年で成長。今期は好発進で上振れ余地
 企業価値研究所は今回から同社を業績予想の対象銘柄とし、カバーを開始する。同社業績は世界的なeコマース需要、物流効率化・自動化需要等の拡大を背景にここ数年で成長。20/3期は半導体・液晶業界の設備投資減少を受け減速したが、半導体需要の増加で同分野は今後再拡大が期待される。主力のイントラロジスティクスは在宅時間増加によるeコマース需要の成長加速等を背景に、需要増加に拍車が掛かる見通し。21/3期1Qの営業利益も前年同期比4割増の90億円と1Qとして過去最高で、好発進となった。当研究所は21/3期通期業績を増収増益と予想。会社計画を上回るとみている。

・来期以降業績拡大局面へ
 当研究所は22/3期、23/3期の同社業績を増収増益基調と予想。空港向け等の減収を見込むが、半導体需要の増加によるクリーンルームの回復、eコマース需要増加によるイントラロジスティクスの拡大により、業績は拡大局面に入るとみる。財務は改善傾向で懸念の少ない状況。株主還元は「連結配当性向30%」を目指す方針に基づき実施。21/3期の会社配当計画は前期と同額。22/3期以降の配当は利益成長に伴い増配基調を見込む。

・リスクファクター ~新型コロナ、円高、米中摩擦など

・アナリストの投資判断 ~業績拡大見通し背景に堅調推移を予想
 株価はコロナ禍でeコマース需要の拡大期待等背景に大きく上昇。20年7月に上場来高値1万520円を付け、その後も高値圏で推移する。現状の当研究所の21/3期予想PERは40倍強で、同社の過去3年平均(約26倍)と比べ高い。ただ、現状製造業や機械セクターの平均PERは大幅に上昇し、高PERが許容される環境にある。同社の22/3期以降の業績拡大見通しも踏まえると、割高感は強くないとみる。当面株価は堅調な推移が続くと予想する。

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

柊 宏二

シニアアナリスト

金融(銀行)・機械セクター、投資戦略、マクロ経済担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、支店勤務を経て銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向。マクロ経済調査などに従事する。銀行に復職し大企業審査、企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。銀行を中心とした金融セクターの調査に加え、製造業(機械中心)の調査、投資戦略、マクロ経済調査、なども担当する。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト

銘柄名・銘柄コード・キーワードで探す

この記事の関連銘柄

6383 機械
ダイフク
11,660
前日比+50 (+0.431%)
ダイフクの株価を見る