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来週のマーケット展望 円、110円挟みもみ合いか 株は上値重く

来週(26~30日)の外国為替市場で円相場は1ドル=110円ちょうどを挟んでもみ合いとなりそうだ。足元の米長期金利は1.2%台で、5カ月ぶりの低水準で推移している。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や4~6月期の米実質国内総生産(GDP)の発表が控えており、米債券には持ち高調整の売りが出そうだ。米長期金利の上昇を通じて円売り・ドル買いが出やすいとの声も聞かれた。

円の下値は堅いとの見方も広がる。新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)の感染拡大が警戒されるなか「低リスク通貨」とされる円には買いも入りやすい。FOMCについても、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は金融政策の正常化について、引き続き慎重な姿勢を示すとみられ、ドルの上値の重さが意識される展開も想定される。

同期間の東京株式市場で日経平均株価は上値が重い展開が続きそうだ。20日に約半年ぶりの安値を付けたことで売り一巡感はあるものの、新型コロナ感染拡大への懸念は強く上値を追う向きは乏しい。節目の2万8000円付近では利益確定売りも出やすい。市場では「FOMCの内容を確認するまで投資家は動きにくい」(楽天証券経済研究所の香川睦チーフグローバルストラテジスト)との見方も出ており、日経平均は2万7000円台で一進一退となりそうだ。

来週は2021年4~6月期の決算発表が本格化する。このところ業績見通しの上方修正などに株価が反応しやすくなっており、好材料が出た銘柄には買いが集まるとみられる。村田製(6981)やファナック(6954)など製造業の好調な受注を確認できれば、相場全体にとって明るい材料となる。JR各社やANAHD(9202)など内需関連企業の決算も注目されそうだ。

【主な予定】

◇26日(月)

・海外4~6月期決算=テスラ

◇27日(火)

・7月の米消費者信頼感指数(23:00)
 ・海外4~6月期決算=ゼネラル・エレクトリック(GE)、アルファベット、アップル、マイクロソフト、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)

◇28日(水)

・4~6月期決算=日立建機、アドテスト、日産自、スクリン、日本取引所
 ・1~6月期決算=キヤノン
 ・米FOMC結果発表(29日3:00)
 ・パウエルFRB議長が会見(29日3:30)
 ・海外4~6月期決算=ラムリサーチ、ボーイング、フェイスブック、フォード・モーター、マクドナルド、ファイザー

◇29日(木)

・4~6月期決算=OLC、富士通、パナソニック、アンリツ、アルプスアル、キーエンス、ファナック、京セラ、村田製、SBI、大和、岡三
 ・1~6月期決算=ルネサス
 ・4~6月期の米実質GDP(速報値)(21:30)
 ・海外4~6月期決算=マスターカード、アマゾン・ドット・コム

◇30日(金)

・4~6月期決算=武田、アステラス、コマツ、日立、NEC、デンソー、ローム、マツダ、三井住友FG、みずほFG、野村、JR東日本、JR西日本、JR東海、商船三井、SGHD、ANAHD、KDDI
 ・4~6月期のユーロ圏域内総生産(GDP、速報値、18:00)
 ・7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値、18:00)
 ・6月の米個人所得・個人消費支出(PCE)(21:30)
 ・7月の米消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ、23:00)
 ・海外4~6月期決算=プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、シェブロン、エクソンモービル、キャタピラー

◇31日(土)

・7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、10:00)
 ・7月の中国非製造業PMI(10:00)

(注)時間は日本時間
〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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