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来週のマーケット展望 円は110円を挟んだ値動き、株は軟調か

(2021年8月23日、6時25分更新)

来週(23~27日)の外国為替市場で円相場は1ドル=110円を挟んだ値動きになりそうだ。米国の早期利上げ観測による円売り・ドル買いが出る一方、日本など各国の株式相場の調整を背景に「低リスク通貨」とされる円には買いも入りやすい。相場が大きく動くとすれば週後半となるだろう。

最大の注目材料は、26~28日に米国で開かれる年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)だ。野村証券の宮入祐輔氏は「具体的な金融政策に言及する可能性は低い」としつつも「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長自身が量的金融緩和の縮小(テーパリング)の早期開始を示唆すれば、円は111円近辺まで売られるだろう」とみていた。

同期間の日経平均株価は軟調な展開か。市場では2万6500円程度が下値メドとの声があった。19日のトヨタの減産報道をきっかけに、世界的な半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした企業業績の先行き不透明感が改めて意識されており、来週も売りに押されやすい展開が続きそうだ。ジャクソンホール会議を受けた米株式相場の動向にも注意が必要だろう。

22日には横浜市長選挙が予定されている。秋にも実施されるとみられる衆院選の前哨戦としても注目度が高い。菅義偉首相は小此木八郎氏の支持を表明しているが、仮に小此木氏が敗れた場合は「政治リスクが改めて意識され、来週以降の株式相場の重荷となる可能性がある」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との声があった。

【主な予定】

◇23日(月)

・7月の白物家電出荷額(JEMA、10:00)
 ・7月の百貨店売上高(日本百貨店協会、14:30)
 ・8月の仏購買担当者景気指数(PMI)速報値(16:15)
 ・8月の独PMI速報値(16:30)
 ・8月のユーロ圏PMI速報値(17:00)
 ・8月の英PMI速報値(17:30)
 ・8月の米製造業PMI速報値(IHSマークイット調べ、22:45)
 ・7月の米中古住宅販売件数(23:00)

◇24日(火)

・パラリンピック開会式(9月5日まで)
 ・6カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)
 ・5年物利付国債の入札(財務省、10:30)
 ・7月の全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会、14:00)
 ・平和不など建設の兜町「KABUTO ONE」が竣工式
 ・ジャスダック上場=タンゴヤ
 ・ハンガリー中銀が政策金利を発表
 ・7月の米新築住宅販売件数(23:00)

◇25日(水)

・中村日銀審議委員が宮崎県金融経済懇談会であいさつ(10:30)
 ・中村日銀審議委員が記者会見(14:00)
 ・6月の景気動向指数改定値(内閣府、14:00)
 ・8月の独Ifo企業景況感指数
 ・7月の米耐久財受注額(21:30)
 ・海外決算5~7月期=スノーフレイク、セールスフォース・ドットコム

◇26日(木)

・7月の企業向けサービス価格指数(日銀、8:50)
 ・対外・対内証券売買契約(週次、財務省、8:50)
 ・20年物利付国債の入札(財務省、10:30)
 ・韓国中銀の金融通貨委員会の結果発表
 ・週間の米新規失業保険申請件数(21:30)
 ・4~6月期の米実質国内総生産(GDP、改訂値)(21:30)

◇27日(金)

・閣議
 ・8月の都区部消費者物価指数(CPI、総務省、8:30)
 ・3カ月物国庫短期証券の入札(財務省、10:20)
 ・マザーズ上場=ジェイフロンティア
 ・7月の豪小売売上高(10:30)
 ・1~7月の中国工業企業利益(10:30)
 ・7月の米個人所得・個人消費支出(PCE)(21:30)
 ・米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)
 ・同シンポジウムでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演(23:00)

 ・8月の米消費者態度指数(確報値、ミシガン大学調べ、23:00)

(注)時間は日本時間

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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